昭和10年生まれの母は「捨てられない世代」。いつか使うかも、と言って何でも取っておく。その量が尋常ではありませんでした。
【キッチン編】
比較的広い空間だったので、キッチンツールだけでなく、明らかな「ゴミ」もたくさんありました・・・。

まずは、主婦の城、キッチンから片付けしてみたよ!
①空きビン・ペットボトル
蓋つきのビンやペットボトルなど、洗って大切に取っている。
⇒入れ物として使う1,2個を残して、全て処分。
②プリンカップ・レジ袋
これも、いつか使うかもと言って山積み…。大きなビニール袋に何袋も入れて取っている。
⇒プリンカップは全て処分。レジ袋は1か所に入る分だけ残して、あとは処分。
③割れ・ヒビ入りの陶器類
下手をすると、急須や湯呑は、本体と蓋が別物を合わせて使っている…。
⇒全て処分。

④箱に入ったままの引き出物陶器食器
全て中身を確認。
⇒使えるものは出して、古いものと入替。使わないと思うものは、セカストやハードオフで売却。
⑤店からもらった割り箸・プラスプーン類
⇒全て処分
⑥賞味・消費期限切れの非常食
⇒全て処分
【まとめ】使えるモノ・使いたいモノだけに厳選する
「いつか使うかも」…その日はほぼ来ない。使うときにとっておけばよいと言い聞かせて、全て処分しました。
【リビング編】
テレビを見ながらくつろぐスペースには、様々な物が集まってきます。しかも、腰の高さのテーブルや棚には、今使っている物を無意識に置いてしまい、物がどんどん溜まってくるのです。

家族が集まる「ゆっくりスペース」だからこそ、気が緩んでチョイ置きしがちですね。
①書籍類
読みかけの本や書き物用のノート等は、平置きにして何冊も広げてしまう。また、昔購入した雑誌も今は必要ないのにそのまま取ってある。
⇨読まなくなった本や雑誌は、これからも必要な分だけ残して処分。テーブルに平置きにはせず、ブックエンドや本立てを使い、立てて保管するようにする。
②筆記用具
自分で買ったり粗品でもらったりして、ボールペンやマジックペン、消しゴム等がいくつもある。インク切れで書けなくなったものもそのまま放置。
⇨ペン類は、インクが出るかどうかを一本一本点検し、すでに書けない物は全て処分。書きにくい・使いにくい物も処分。消しゴムは、よく消せないものや小さくなった物は全て処分。1つあればよ
③メモ帳

まさかの「レシートを取っておいて裏面を使う」作戦で山ほど集めているレシート類!!
⇨全て処分。広告紙の裏面を使うなら、大きさを揃えて切り、一定量以上は古紙としてリサイクル。
【まとめ】収納の仕方にルールを持たせる
物は、横に寝せないで立てて収納する。増えがちな筆記用具類は、一定量を決めてそれ以上は置かないというルールを決めました。
【洗面所編】
転居先の狭いマンションでは、荷物の置き場に困って、洗面所では使わない他の荷物まで持ちこまれていました。まずはこれらを撤去し、関係のないモノは別の部屋に移すことを実行!その後、洗面所内の道具や荷物を選別していきました。

スペースにゆとりができたら、寸法に合う棚が置けるようになったよ!
①洗剤類
捨て切れない性格がここにも出て、使った後に空になっている洗剤のケースがたくさん放置されてる。リフィルを買って来て詰め替えようと考えているようだが、結局同じリフィルを探せないため、空ケースのみが増えていく。
⇨今使っている洗剤の種類を確かめ、既に使うのをやめた洗剤の空ケースは全て処分。
②試供品
店からもらった化粧品やシャンプー・リンスなどの試供品がたくさん放置されている。
⇨「いつか使うかも」❌ その日は永久に来ない。全て処分。
③マット類
洗濯替え用にしても、トータルで15〜16枚ほどもある様々な種類のマット類(台所用・洗面台下用・風呂場用)。シミがついて汚れたモノや、買ったまま梱包袋に入れたままで出したこともない新品のモノなど、たくさん出てきた。
⇨まずは、全てを部屋に広げて総数を確認し、汚れた物は処分。洗い替えまで含めて各3枚ずつに厳選。購入してきた衣装ケースに全て収まった。
④靴下・下着類
古いモノは捨てずにどんどん新しいモノを購入するため、収納ケースに入り切れず、カゴの荷物の上に積み上げている。また、収納ケースの引き出しはパンパンでうまく開かず、ケース内の手前にあるモノばかり使うので、自分が持っている総量や種類を把握できていない。
⇨全てを床に広げて総量を確認し、ゴムが伸びたモノや汚れたモノは処分。梱包袋に入ったままのモノを出して確認。夏用・冬用の区別、下着の種類別に分けてまとめ、入れるケースを分けて収納した。ケースの前面にはラベリングをして、何がどこにしまっているかが一目で分かるようにした。
【まとめ】所有しているモノの総量を把握する
その後、「要・不要」を、使う本人に確認してもらいながら選別し、限られた収納スペースに入るだけの量に減らすことによって、収納ケースに全てが収まるようになりました。
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【押入れ編】
各部屋ごとにある押し入れには、家を建てて入居した当時から入っているモノだけでなく、何と、私が幼児の頃に使っていたモノまで大切にしまってありました。

一軒家を構えた途端、「あ〜、もう引っ越さなくて良くなった〜」と脱力した結果、押入れが「不動のモノ貯蔵庫」となってしまったんですね・・・
①幼稚園時代の制服
⇨「可愛かったね。でも、もう使わないよね。お疲れ様。」と言って処分。
②写真アルバムでしか見たことがない、母が若い頃に着ていた服
⇨これから着る可能性があるのかどうかを確認して、処分。
③使った後、飽きて使わなくなった大量のバッグ類
⇨持っていたことさえ覚えていない。型崩れして使えないし、かなりの流行遅れのため、処分。
④母が昔の趣味で使っていた編み機と毛糸類
⇨年齢と共に体力・気力も衰え、趣味の再開はないと判断して、処分。
【まとめ】過去よりも未来
それまで、転勤族で定期的に引越しをしてきた両親が、押入れのモノを全部出して選別したことで、今後の人生でも使いたいモノがはっきりしました。思い出の品は、厳選して転居先に移しました。
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